歯の構造

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歯の構造
歯は唯一無二の精密組織、大切にしましょう!
虫歯は早期発見・早期治療が重要です

虫歯をほったらかしにして、とてもひどくなってからやっと歯医者に行き、神経を取ったり、最悪の場合は抜歯されるという治療がいいでしょうか。それとも虫歯が小さいうちに発見し、簡単な治療で済ませたり、さらにこまめな定期検診によりむし歯になる前の状態(歯みがきがよくできていないためむし歯になる可能性の高い所)を発見し、虫歯を予防していく、さてどちらが良いでしょうか?

よーく考えてみて下さい。自然と答えがわかるはずです・・・。 それにむし歯が進行すると、歯の中に通っている神経まで影響がを受けて、激しい痛みに見舞われます。

大人でもつらい痛み。こんな痛みを、
ご自分の大事なお子さんには経験させたくないと思いませんか?

歯周組織と歯の神経

口の中に見えている歯は、歯全体の頭の部分だけです。歯ぐき中(骨の中)には、それぞれの歯の根っこが埋まっていますが、この部分は口を開けても見えません。一本の歯の根っこには一本の場合と、二本、三本に分かれている場合があります。 さらに根っこの中には、歯の神経がとおっていますが、一本の根っこに入っている神経は一本だけではありません。たとえば奥歯の場合、歯の根っこには神経が3本、あるいは4本入っていることが珍しくないのです。さらに、歯の神経はそれぞれの歯の根っこの中で、複雑に枝分かれしています。

歯は歯冠(歯肉(歯ぐき)から出た部分)と歯根(歯肉の中で骨の中に埋まっている)からなります。歯は、エナメル質、象牙質、セメント質の3つの組織からできています。これらの3つの組織の中に神経と呼ばれる歯髄があります。 歯髄には、神経のほかに血管やリンパ管などが通っています。歯髄が、エナメル質や象牙質を破壊しながら侵入してきた細菌の攻撃を受けると、むし歯の痛みが生じます。 なかなか精巧にできているでしょう? ですから大切にしてほしいのです。